頭皮のベタつきが気になる方へ。

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頭皮のお悩み

どうも今村亮です。美容師です。

先日LINE@の方で、髪や美容に関する分からないことや疑問はありませんか? はたまた関係ない質問でも答えれそうなら答えます。とメッセージしたところ、

これから暑くなるので頭皮のベタつきを予防する方法はありませんか?

と、素敵なレスポンスが返ってきたのでお答えします。

頭皮のベタつきの原因

頭皮がベタつく原因は、頭皮の皮脂の分泌量が多いことです。皮脂ってなんじゃい?

皮脂は毛穴の中にある皮脂腺から分泌される油です。皮脂(油)と汗(水)が体温で混ざって乳液状の皮脂膜ができます。

皮膚上に薄い皮膜をつくる皮脂膜は、弱酸性で細菌等の異物の侵入を防いだり、水分が蒸発するのを防いだり、熱を伝えにくい性質があるので体温をキープする役目もあります。

いわゆる皮膚のバリア機能の一つなわけです。

話を戻して、なぜ皮脂の分泌が多くなるのでしょうか。

ストレス

ストレスを感じることで体の自律神経は交感神経が優位になり興奮状態になります。すると男性ホルモンの生成が促され皮脂の分泌が活発になり、ベタつきます。

偏食や栄養不足

ケーキやチョコレートなど糖質や、揚げ物やお肉などの中性脂肪の摂取が多いと体外に排出される皮脂の量は増えます。またビタミンは脂肪の燃焼を助けたり、脂肪細胞が増えるのを抑制する働きがあります。

洗いすぎ

一日に何度も洗ったり、肌に合っていないシャンプーを使うことで肌のバリア機能である必要な皮脂膜まで取ってしまい、自己防衛機能によりかえって皮脂の分泌を促します。

洗わなすぎ

ワックスなどのスタイリング剤が残っていたり、時間の経過とともに酸化した皮脂膜がキチンと取りのぞかれていないと、その上に皮脂がのっかりベタついたり、トラブルの原因になります。

まとめると

ストレスを感じないようにするのは難しいと思いますが、ストレスが身体に悪いのではなく、「ストレスは身体に悪い」と思うことが悪い。という健康心理学者の話もあったりします。

(ご参考までに。「ストレスが身体に悪い」は大ウソ! 健康心理学者が語った、本当は怖くないストレスの話 )

また食生活や自分の肌にあうものに絶対はありません。年齢や季節などによっても変わってきたりします。偏った食事にならないようにしましょう。バランスが大切です。命です。

毎日お風呂に入る方が多い現代は、汚れが残っていてベタつくケースは少ないでしょう。どちらかというと取りすぎです。市販のシャンプーは洗浄力が強いものが多く、シャンプー中に髪が極端に絡むものや、洗い上がりにパサパサになったり引っかかるものは要注意。美容師が口を揃えてオススメするる、いわゆるアミノ酸(タンパク質)でできているシャンプーがやっぱりいいです。

いかがでしたか。長くなってしまいましたが、そんな感じです。

個人的には週一の炭酸シャンプーが結構オススメです。

以上。質問大募集。

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