パーマの歴史
どうも今村亮です。なんかよく分からなくなってきましたが、更新していきます。
今日はパーマを掘り下げてみます。
パーマのはじまりはなんと古代エジプト時代、髪に湿った土を塗りそれを枝などに巻きつけて、何日も日に当てて乾燥させて髪にクセをつけていたそうです。 こんな感じでしょうか。。
でも時間かかるわりにモチが悪く一般人がするまで流行りませんでした。
しかし、昔から女性は髪の毛がカールしているスタイルに魅力を感じていたようで、古代ローマやギリシャ時代とかは編んだりカツラなんかでウェーブスタイルを楽しんでいたようです。
19世紀中頃まで飛んで、1872年フランス、パリのマルセル・グラトーがマルセルウェーブを考案します。これは現在のコテアイロンのもとになっていますが、ランプの火ににコテアイロンを突っ込んで熱して、それでカールをつけるというなかなかデンジャーなものでした。
前のエントリでも書きましたが、220℃を越えるとタンパク質は大変な変性をしますので、この時代の女性の髪がどんな手ざわりだったのか気になるところです。
1905年、ドイツのチャーチル・ネッスラーがホウ砂と加熱する機械を使ったネッスルウェーブを考案しロンドンで発表します。ホウ砂って耐熱ガラスの原料とか防腐剤らしいです。
しかし保守的なヨーロッパでは誰にも相手にされなかったようです。その後第一次世界大戦でドイツ人のネッスラーはイギリスを追い出されアメリカにたどり着きます。そこで社交ダンスの人気ダンサーにパーマスタイルを提案し、15年後の1920年にアメリカで爆発的に流行します。
このネッスルウェーブこそが、濡れても伸びないパーマネントウェーブの原点なのだそうです。
つづく。