コテで巻く前の巻き髪用スプレーの誤った使い方を火山の噴火に例える。という話。

どうも。美容師今村です。

たまの美容ネタです。

知らず知らずダメージしている。

おウチでのスタイリングに、コテやアイロンを使う方が多いとおもいますが、

お客様の話をいていると、知らず知らず思わぬダメージを受けている場合が、あるようです。

その中で多いのが、

巻き髪用スプレーをつけてから、そのまま巻く。

カールのもちが悪かったり、コテやアイロンの熱から守る為に、

巻き髪用スプレーや、洗い流さないトリートメントをつけてからコテで巻いたり、アイロンで伸ばしたりするのはいい事です。

でもつけた後、乾かしてる？

水分が残り過ぎていて、コテやアイロンの熱でジュッ！

は

髪の毛の中の水分がコテやアイロンの熱に触れて、急に気体に変わってるって事。

ちょっと例えがアレですが、

髪の毛の中で、御嶽山の噴火の様なことが起こっています。こんな感じ。

はい。おっしゃりたいことは良く分かります。

こんなに分かりやすい図は見たことがありませんよね！

密閉された空間にある水が、熱により急激に水蒸気に変わり、膨張することで、

密閉していた屋根(空間の壁)を吹き飛ばしてしまいます。ドッカーン！

これを水蒸気爆発といいます。

これと同じ事が髪の毛の中でも起きてしまいます。

ドッカーン！が、ジュッ！

なんです。

髪の中の細胞の壁を壊してしまい、ダメージにつながります。

髪をいたわって何か付けるのは、むしろ褒められることですが、

それが乾かぬままコテで巻いたり、アイロンで伸ばしたりするのは、

結果、髪はダメージしていますよ。というお話でした。

しっかり乾かして下さい。

よろしくお願いします。